ラオスの気候・歴史


ラオスの気候

亜熱帯気候

      メコン川に面していて、モンスーンの影響で雨季と乾季があり、大まかに言って、
   5月から11月にかけては雨季で、乾季がその後4月まで続く。
   雨季には、インド洋とタイ湾の上空から吹いてくる南西モンスーンの湿った風が北部と
   東部の山岳にぶつかり、雨を降らせて、山脈斜面や高原に松類を含む密林を形成してきた。
   乾季になると、逆に中国大陸から北東モンスーンの乾いた風が吹き込み、平野部では雨は
   ほとんど降らない。


ラオスの歴史

南詔時代

    757    シェントーン(ムオン・サワー、現在のルアン・プラバーン)がラオ族の
                主要なムオン(村のような共同体)となる。

ラオ族の大量南下時代

   8−13世紀 ラオ族の南下

ラーンサーン王国時代

    1353    ファー・グムがシェントーンを基礎としてラーンサーン王国建国。 

隣国シャムの侵略

    1828    内部分裂の危機に陥っていたこの国を隣国シャムが侵略し、ラオスの人々 
        を奴隷としてシャム建設のため連れ去った。

フランスの植民地

  1960年代   長年にわたるフランスの侵略と支配に対して、ラオス愛国戦線(ネーオ・
        ラーオ・ハックサート)は解放戦争を闘いこれを勝利を得たが、今度は
        フランスに代わってアメリカが侵略を開始した。

アメリカの侵略

    1965   ラオスの国土の3分の2がアメリカの爆撃の被害をこうむり、大小の都市や
        村々が灰となる。現在でも不発弾が未処理のまま、人々の生活の場に
        残されている。

フランス植民地支配より独立を達成する

    1949    フランスはラオスの再植民地化を目論むが、自由ラオス(ラーオ・イッサラ)
        運動で、ラオス臨時人民政府を樹立する。

ラオス人民民主共和国となる。

    1975    ベトナムにおける北の勝利に力を得て、愛国戦線が最終的に権力を奪取した。



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